2005, 6,28掲載
『動脈硬化』ってどんなもの? :: Part B ::
動脈硬化進行度を見るには、『動脈硬化指数』を調べればある程度わかります。血液検査結果の中の
『総コレステロール値』(TCH)→(正常値130〜220mg/dl) と
『HDLコレステロール値』→(正常値40〜80mg/dl) で指数を求めます。
動脈硬化指数=(総コレステロール−HDLコレステロール)÷HDLコレステロール
それでは実際に数値を入れて計算してみましょう〜(*数値は半角数字を記入してください)
【動脈硬化指数の判定基準】
| 動脈硬化指数 | 判定 |
| 3.0以下 | 良好 |
| 3.0から5.0 | 要注意 |
| 5.0以上 | 危険 |
この『動脈硬化指数』の計算式を見れば分かるように、コレステロールは「それぞれの数値が多い・少ない」ということよりも「善玉コレステロール(HDL)に対し悪玉コレステロール(LDL)がどれぐらいの割合であるか?」が動脈硬化をみる上で大切であることが分かります。コレステロールは細胞やホルモンを作る大事な原料です。少なければ良いというわけではありません。正常値より低くなれば細胞の再生・活性は阻害されますし、「癌(ガン)になりやすくなる」との統計も出ています。
それでは、「善玉コレステロール(HDL)」だけを増やすにはどうすればよいのでしょう?HDLは最近話題のCoQ10・αリポ酸などと同じように体外からそのものを補給できません。
『免疫』などと同じように体内でしか作られないのです。
増やすには限界がありますし、加齢によってHDLは年々減少すると言われています。 ↓
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これは
女性ホルモン(エストロゲン)がHDLを増やすとされていて、
女性は「閉経後」急激に減少、
男性においては元々女性より少なくて「動脈硬化」のリスクは高くなっています。加齢と共にホルモンも徐々に減少してきます。
そこで… 出来る事は、現在作ることの出来る(自分の持っている)HDLを基準にHDLが処理できるだけのLDL量(悪玉コレステロール)に押さえるか
HDLを少しでも多く作れる体内環境を整えるかしかないようです。
コレステロールを下げるには?(コレステロール全体量を下げる)
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体内のコレステロールの約70〜80%は体内で作られているのでコレステロールを含む食品を完全に止めても減少する値は知れています。故意に多く含む食品ばかりを偏って食べないようにする事が必要です。
また、コレステロールは全然含まないのに体内に入るとコレステロールを多く合成してしまう食品もあるので注意が必要です。
◆コレステロ−ルを下げる成分を含む食品を摂るようにする。
体内のコレステロール値を下げる働きをするのは、 不飽和脂肪酸を多く含む食品で、反対に増やしてしまうのは飽和脂肪酸です。
食物繊維を多く含む食品は腸内で中性脂肪・コレステロールを吸着して体外に排出し、コレステロールを体に取り込みにくくします。
全体に摂取カロリーを控えて中性脂肪も同時に下げると効果的のようです。
HDL(善玉)コレステロールを増やすには?

◆肥満を解消する。まず上記の「コレステロール量を下げる」事を重点的に適正摂取カロリーを知ってそのカロリー内でバランス良く食べるよう心がける事が必要です。 クリック→
◆持続的に運動をして、脂肪燃焼のサイクルを作る。
ムリのない日常的な運動を毎日する事で余分な中性脂肪・コレステロールが消費され、HDLが増えるとされています。夕食後などに行うと効果的のようです。
◆禁煙に努める。
タバコは中性脂肪の原料となる血液中の遊離脂肪酸を増やす作用や、血液中のコレステロールの酸化を助長して「粥状動脈硬化」を悪化させてしまいます。

◆少量の飲酒を心がける。(高血圧や肝臓疾患・糖尿病などの病気が無い場合のみ)
お酒類は少しの量を飲んでいる分にはHDLをふやす効果がありますが、ついつい適量を超えてしまう危険があります。カロリーも高いので他のカロリー(食物)も押さえなければなりません。節酒を心がけ(一日1合程度)、週に2日の「休肝日」を設けましょう。
「脳梗塞」・「心臓病」はこの動脈硬化がベースになる病気です。今後は『目で見る・病気』コンテンツで詳しく取り上げていきますので宜しくお願い致します。


これは





